内容説明
医療や健康をめぐる重大な場面で選択を迫られたときも、“確率”と“統計”の基礎を知っていれば大丈夫。数学、医学から哲学、倫理までを網羅するビビッドな思考体系としての統計学の魅力に迫る。
目次
1 角を丸める
2 サイコロ振り登場
3 生命の試験
4 サイコロと人間について
5 性別と個別の患者
6 薬(など)についての衰えぬ見方
7 時間の表
8 プールでひと泳ぎ
9 悩みのたね
10 間抜けな法律
11 太陽の帝国
著者等紹介
セン,スティーヴン[セン,スティーヴン][Senn,Stephen]
ロンドン・ユニヴァーシティ・カレッジ教授を経て、グラスゴー大学教授(統計学)。医療・製薬分野での統計的判断をめぐる事例分析が専門
松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
名古屋工業大学助教授をへて翻訳家。名古屋学芸大学非常勤講師なども務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆき
2
図書館本:公式の名前とそのバックグラウンドとつらつらと読む。確率と統計、まだまだ奥が深いなぁ。2014/08/31
CCC
1
高校途中から数学が分からなくなった私には厳しい内容だった。節々で理解するのに時間がかかったり、つっかえたりした。面倒に思えて、途中から数式部分は飛ばして読んだ。うーん、インチキ読者。ただ、実例や例えの部分は分かりやすく、割りと頭に入ったと思う。やっぱり、身近な話と繋がりがあるとぐっとイメージがしやすくなる。2012/08/03
日々
0
6.5点 数式と論理式がそれなりに出てくるので読みすすめるのに苦労する場面はあったのもの、統計学に興味と敬意を持たせてくれる本だった。2017/02/03