アフリカの声―“歴史”への問い直し

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791761272
  • NDC分類 389.44
  • Cコード C0030

内容説明

近代化の波をうけ、植民地支配から脱するなかで、アフリカは自らをどのように語りはじめるのか―口頭伝承、図像表象、ダンスなどの身体表現にあらわされる“とき”と“歴史”を探索し、異文化との出会い・衝突から新しい関係と共生の世界を志向する、文化人類学の叡智。

目次

第1部 “歴史”への意志(“歴史への意志”をめぐって―アフリカの無文字社会が提起するもの;ヨーロッパの探検家が見た「アフリカの世紀末」)
第2部 王権と民衆―権力の系譜(王様の先祖たちの「とき」;職能権と王権 ほか)
第3部 アフリカの表象(黒人アフリカの「肖像」;外の世界との交渉にあらわれたアフリカの方位 ほか)
第4部 “歴史”を問い直す(商品としての奴隷;狩り出される黒い肌―アフリカ大陸の受難 ほか)

著者等紹介

川田順造[カワダジュンゾウ]
1934年東京生まれ。文化人類学。東京大学教養学科卒、パリ第5大学民族学博士。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、広島市立大学教授を経て、現在神奈川大学大学院教授。主著に『曠野から―アフリカで考える』(筑摩書房、第32回日本エッセイスト・クラブ賞)『無文字社会の歴史』(岩波書店、第8回渋沢敬三賞)、『サバンナの音の世界』(東芝EMI、1984年文化庁芸術祭レコード部門優秀賞)、『声』(筑摩書房、第26回歴程賞)、『口頭伝承論』(河出書房新社、第46回毎日出版文化賞)ほか多数。1991年フランス学士院よりフランス語圏大勲章、1994年フランス政府より文化功労賞、2001年紫綬褒賞を受ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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takao

2
ふむ2024/02/12

林克也

1
たまたま図書館で目に付いて読んだ本だが、アフリカ(の一部)の歴史、民族等、このままでは知らず済んでしまうところだったことを知ることがで、とても参考になった。三大陸間の取引において、奴隷として何百万人もの”黒人”が輸出されたという事実には愕然とする。彼らが決して劣った人間、まして家畜でもないのに、その後の人生をどんな気持ちで生きたのだろうか。川田順造氏という、日本の研究者がこういう研究・調査に深く取り組んでいることに強く刺激をうけた。2013/03/14

sugar!

0
[野獣を一体殺すとその獣のニャマ、すなわち「力」が体内に入るとされる。ニャマは同時に穢れでもある。攻撃性に充ちた力とそれと表裏をなした死に結びつく不浄感とが不可分に合わさっている。パンガが道を行けば道理は草むらに身を潜める。]なんて聡明な教え。農耕民的な思想は奴隷を使役しようとする側に都合がいいのか。2022/06/12

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