コトバ・言葉・ことば―文字と日本語を考える

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  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791761135
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0030

内容説明

声は文字といかに格闘したのか。口頭伝承、身ぶり、器音、図像表現…。文字によらない言葉の伝えあい、その響きを追いもとめてアフリカ=ヨーロッパ=日本と文化を横断した思考の軌跡。文化人類学者による豊饒な日本語論。

目次

第1部 文字と日本語(声と文字と歴史と;やまとことばに漢字が取り入れられたとき ほか)
第2部 コトバの三角測量(ことばの多重化=活性化―多言語主義とは何か;音声言語コミュニケーションの位相 ほか)
第3部 音象徴と声の力(詩、歌、語り;伝承される音とことば)
第4部 コトバは言葉のことばかり(日本語の音の風景;コトバに出会うとき)

著者等紹介

川田順造[カワダジュンゾウ]
1934年東京生まれ。文化人類学。東京大学教養学科卒、パリ第5大学民族学博士。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、現在神奈川大学大学院教授。主著に『曠野から―アフリカで考える』(筑摩書房、第32回日本エッセイスト・クラブ賞)、『無文字社会の歴史』(岩波書店、第8回渋沢敬三賞)、『サバンナの音の世界』(東芝EMI、1984年文化庁芸術祭レコード部門優秀賞)、『聲』(筑摩書房、第26回歴程賞)、『口頭伝承論』(河出書房新社、第46回毎日出版文化賞)ほか多数。訳書にレヴィ=ストロース『悲しき熱帯』(中央公論社)など多数。1991年フランス学士院よりフランス語圏大勲章、1994年フランス政府より文化功労賞、2001年紫綬褒章を受ける
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感想・レビュー

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まーれ

0
感想とかじゃないのですが、読んでいて、この先生の講義を聴いたことがあったのを思い出しました。2012/07/19

路雨

0
「『古事記』はその成立からして、〔…〕つまり少なくとも一旦あえて口承化したあとの記録を、文字で記録したとされている。日本における「歴史スル」行為の最も原初的な段階で立ち現れてくる、声で「ヨム」行為と文字に「シルス」行為それぞれの意味と両者の関わりとが、ここには尖鋭に示されている。すでに文字でシルスことが可能であった時代に、そして最終的には文字でシルシたにもかかわらず、なぜ敢えて声でヨムという手続きが必要とされたのか。おそらくそこには、声でヨム行為に付与されていた聖性、呪力を考えるべきなのであろう。」2025/06/04

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