魂の殺害 虐待された子どもの心理学

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  • サイズ B6判/ページ数 359,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791760121
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C1010

内容説明

親からの虐待や無関心が、子どもたちの魂を殺す―児童虐待によるトラウマの治療に新しい道を拓いた精神分析家が、その病理と療法を詳述。豊富な臨床例や文学作品を題材に、虐待の記憶と空想の見分けがたさ、症状としてのナルシシズムやマゾヒズム、治療への足どりまでを具体的に明らかにする。

目次

第1部 魂の殺害の展望(運命的な贈り物;精液のにおい ほか)
第2部 魂の殺害の背景(「愛の状態という固定した強迫観念」―プルーストとフロイドが、賢明でもあれば間違ってもいるところ;フロイドの「子どもがぶたれている」への解説)
第3部 文学的実例(アルジャーノン・スウィンバーン―ぶたれることを欲していた子ども;蛾と母親―エリザベス・ビショップ)
第4部 「そんなことが本当に起こったのだろうか?」(ナルシシズムの病理―親の弱さに由来するもの;殺人、暴力、そして魂殺害―「そんなことが本当に起こったのだろうか?」とセラピーに関する一考察 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

なつき

3
『魂の殺害 虐待された子どもの心理学』読了。や。すばらしい。虐待された、あるいはそうかもしれないってひとにすすめたい。フロイト理論を前提とした専門書なんでちょっと難しいかもだけど、ほんと……ヒントが、あった。虐待が事実であるかどうかより、「自分を所有できた」という感覚が、だいじ。2017/08/24

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