内容説明
「この世のすべては幻想である」と唱える著者のもとに「愛」の達人たちが集結。家族の絆から恋愛、セックス・スキャンダル、バイアグラ、江戸の性愛事情まで、「愛」と「性」をめぐる事どもを語り尽くし、未来への人間関係を構想する。
目次
愛を乞うひと(原田美枝子)
人間の絆見つめて(高樹のぶ子)
性と家族(斎藤学;内田春菊)
バイアグラついに上陸(黒鉄ヒロシ)
アメリカを精神分析する(小田晋)
江戸の性、明治の性(佐伯順子)
「江戸の性愛」幻想を斬る(小谷野敦)
ヒトは誰でも演技をしている(井上理恵;別役実)
「努力」とは無能な人をなぐさめるための言葉(立川談志)
やぶさか精神分析(椎名誠;東海林さだお)
著者等紹介
岸田秀[キシダシュウ]
和光大学教授。1933年生まれ。早稲田大学文学部心理学専攻卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。