内容説明
からだの細胞や組織をつくる分子から、エネルギーを生み出し、免疫や消化、情報の伝達にかかわる分子まで、人体のしくみの謎を分子レベルで解き明かした現代の解体新書。コレステロールがなぜ両刃の剣となるのか、抗生物質や抗がん剤はどのように細菌やがん細胞を殺すのかなど、医学研究の最先端を平易に描く。
目次
1 分子の世界
2 分子を作る
3 体にエネルギーを与える
4 形作りと運動
5 危険と防御
6 分子と心
エピローグ 分子と医学
著者等紹介
グッドセル,デイヴィッド・S.[グッドセル,デイヴィッドS.][Goodsell,David S.]
スクリプス研究所(サンディエゴ)分子生物学部門教授。分子デザインを専門とする優れた分子生物学者であり、詩人・アーティストでもある。コンピュータグラフィックと薬物デザインを結びつける仕事で知られる
安田宏[ヤスダヒロシ]
1960年生れ。1984年東北大学医学部卒業。医学博士。日本内科学会・消化器病学会・肝臓学会各学会専門医。三井記念病院内科、東京大学第四内科、群馬大学生体調節研究所、米国バージニア大学医学部、東京大学消化器内科助手を経て、現在、昭和大学藤が丘病院消化器内科講師
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