内容説明
世界は、如何なる歴史を背負いつつ、未来に開かれているのか。メルヴィル、ベケットからベンヤミンまで、文学・演劇・ダンスそして思想など様々なテクストに潜在し聴取を待つ世界の声。その繊細かつ豊かな声を逃がさず受信し、流動する現代の意味とメカニズムを透視する、思想的芸術論。
目次
1 ざわめく書物(読書の夢想;妄想の海―メルヴィル『白鯨』;動物たちの越境―ロートレアモン『マルドロールの歌』 ほか)
2 言葉・身体・空間(ベケット体験;舞台の魅惑)
3 都市の経験―パサージュ論における、あるベンヤミン像(グランヴィルの魔法;事物の精神分析;ボードレールへの道 ほか)
著者等紹介
多木浩二[タキコウジ]
東京大学文学部卒業。元千葉大学教授。専攻は芸術学・哲学。現代美術・舞台芸術・建築等の批評活動を行ないつつ、18世紀末から現代までの政治、社会、芸術、文化等の相関を通じて歴史哲学への問いに関心を集中している
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