内容説明
古代からカントールまで。“数”の誕生と歴史。「数」を手にして以来、人はいかにしてそれを記録し、発展させてきたのか。エジプト、メソポタミア文明の原始記数法から近代数学における自然数、実数、連分数の発見、最先端の計算機科学やコンピュータの暗号原理までを完全網羅。「数」の発見と進化の全体像を豊富な図版とともに解き明かす。
目次
第1章 記数法の創世記
第2章 位取り記数法
第3章 可除性と記数法
第4章 実数
第5章 連分数
第6章 劈開
第7章 無限
著者等紹介
ガザレ,ミッドハット[ガザレ,ミッドハット][Gazal´e,Midhat]
国際電話通信コンサルタント。パリ第九大学の電気通信およびコンピュータ管理部門の客員教授。AT&Tフランスの会長であり、スペリー・フランス社、インターナショナル・コンピュータ・フランス社の役員会議長をも務める。1981年に国家功労勲章(Chevalier dans l’Ordre National du M´erite)授章
小屋良祐[コヤヨシヒロ]
1963年生まれ。東京工業大学大学院博士課程修了。理学博士。現在、横浜市立大学理学部助教授。数論幾何、ことに高次元類体論が専門
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