内容説明
フロイドやユングらの西洋の深層心理学に拮抗し、それらを包括・統合する可能性さえもつといわれながら、長く伝統の中に秘められたまま、現代思想の広場に開かれることのなかった唯識をトランスパーソナル心理学的アプローチで読み解く。
目次
第1章 東と西の心理学
第2章 自我の否定と心の構造
第3章 生命情報の世界
第4章 深層自我識
第5章 意識と五感の世界
第6章 「唯識」の意味
第7章 世界認識の三様式
第8章 覚りへの五段階
追章 唯識の実践
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gotoran
17
キリスト教神学、禅や京都学派宗教哲学、フロイトやユング、大脳生理学、動物行動学、生態学、人類学・・を読み漁り模索続ける中で唯識と出会ったという著者が、精神的な人間成長(自己実現から自己超越へ)のガイドブックとして「唯識三十頌」を深層心理としてトランスパーソナル的に読み、読み換える試みをした本書。非常に興味深く、示唆に富む内容。理不尽で苦しく悩ましいと思うのではなく、自分を信じて自分らしく生き生き湧く湧く生きてゆくための指南書に成り得る。それには読むだけではなく日々の精進が必要。出会いに感謝。2013/05/23
たなかか
1
うむー アーヤラ識 マナ識 のコントロールをする事。難しいねぇ 正の反対は煩悩2017/12/11
905
0
あくまで実践を前提とした理論。7年ぶりの再読だが、その間自分は何を実践してきたのだろうか。2020/11/14