内容説明
万物の父バイアーメ、文化英雄ワーランナー、精霊ムリー・ムリー、動物たちの起源、成人儀礼、創世神話など、アボリジニーたちの世界観を象徴するさまざまな物語を、最も原形に近いかたちで、克明に採集・編纂した貴重な伝説集成。オーストラリア原住民の伝承。
目次
エミューのディンナーワンとシチメンチョウのグーンブルガッボン
いかに太陽は造られたか
南十字星
ナーラン湖の始まり
バイアーメのボラー
ウィーリービラのグードゥー
エレアーンバー・ワンダーの発見
ベイビーメーカー
ヨタカと月
カエルの先触れ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きのたん
3
途中で天空神バイアーメの名前が出てきた時は、なんだか嬉しくなった。やはりそこでも見守っていてくれているんだね。ということは、話が伝わった所全部を見守ってくれるんじゃないか?ここにも伝わってますよーだ。 マリアンは敏捷でどちらかというと先進的な種族なのかな。アリクイvs.ヘビ、お婆さんwith沢山の犬、自由なアヒル(カモノハシ)の話は別の本でも読んだ。 空の薪に火を点けたことを知らせるためにオーストラリアで言う所の鶏のような動物が鳴くようになってるんだね。うんうん。わかるぞ。2020/03/07