内容説明
【UXデザインを学ぶためのガイドブック】
UXデザインは「製品やサービスを利用した時に得られる経験」を、どう優れたものにするかを計画する新しいデザインの概念およびジャンルとして注目を集めています。
それにともない、UXデザインの仕事や、職業としてのUXデザイナーの需要は増え続けていますが、UXデザインの扱う領域は広く、実際の仕事も多岐にわたるため、いまだにUXとは何か、そしてUXデザインとは何をする仕事なのかについて、広く理解されているとはいえないでしょう。
本書はUXデザインを学びたい学生や、WebデザインやUIデザインに携わっていてUXデザインを学びたいと考えている初心者に向けて、UXデザインが実際にはどのような仕事で、具体的にどのような領域を扱い、どのようなフローで具体的な作業をし、どのように成果を出していくかについて、実践的に解説したUXデザインのための実践的ガイドブックです。
本書の後半では、UXデザイナーとしてスキルアップする方法や、就職する方法についてまで具体的に解説しています。UXデザインに関する一般的な解説だけでなく、デザイン力、調査、交渉、管理やコラボレーション、考察やスキルなどについても扱います。これからUXデザインを学ぶ学生だけではなく、すでに活躍中のプロフェッショナルも、優れたUXをデザインするために必要な資質や能力とは何かについて理解を深め、さらにスキルアップするための土台作りができるでしょう。
本書は
・UXとは何か?
・UXデザインの分野に入るきっかけとは?
・UXデザイナーの仕事とは?
・UXデザイナーになるにはどんなスキルが必要か?
・UXデザインを学ぶにはどうすればよいのか?
・UXデザイナーとして腕を磨くにはどうすればよいのか?
このような疑問に答えます。
〈主な内容〉
■第1章 概要
UXデザインとは?/UXデザイナーとは?/UXデザインに特有の課題
■第2章 UXデザインを学ぶ
吸収する/練習する/振り返る/心構え
■第3章 デザインプロセス
ダブル・ダイヤモンド・モデル
「探索」フェーズ/「定義」フェーズ/「展開」フェーズ/「提供」フェーズ
■第4章 調査およびデザイン手法
インタビュー/コンテクスチュアルインクワイアリー/親和図法/カードソーティング/参加型デザイン/ペルソナ/フローダイアグラム/ストーリーボード/ワイヤーフレーム/プロトタイプの作成/ビジュアルモックアップ/ユーザビリティテスト
■第5章 UXデザインに必要な能力
認知能力/知識/ビジュアルデザイン/フロンドエンド開発/デザインに対する判断力/ソフトスキル
■第6章 UXデザインを仕事にする
UXデザインの就業形態/UXデザイン関連職種への応募/採用チームとプロセス
■第7章 リソース
UXデザインに関するWebサイト/UIパターンとインスピレーション ほか
感想・レビュー
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Toshiharu Hayashi
JJ
riko
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