内容説明
大量殺人・ばらばら猟奇事件・毒殺やセックス殺人など、さまざまな犯罪を続発し、快楽としての殺人までをも生みだす現代社会の不可解さに、犯罪研究の第一人者が鋭く迫る戦慄のドキュメント。
目次
死のドクター
死のファミリー
支配力
宗教の激突
銃による人殺し
主人殺し
殉教者
上流階級の人殺し
嘱託殺人
女性による人殺し
人肉喰らい
戦争犯罪〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Smith, Ordinary. Person.
1
主に近現代に発生した事件を基に、人間の欲望の数だけ存在する様々な犯罪の深層に、博覧強記の著者が豊富な知見を通して肉迫しカテゴリ分けした犯罪ドキュメント。下巻は家族やカップルなどの集団による犯罪、宗教・信仰や思想を背景とした観念を動機にした犯罪、また変質者や動機なき殺人者など、特殊性や残酷性が上巻より増した構成になっている。 (以下、コメントに続きます。)↓2024/01/20
Gen Kato
0
再読。人間が人間を殺すのはなぜなんだろうという問いかけを繰り返し、無数にある答えの前に言葉を失う。2016/05/23
烟々羅
0
【入手記録】2014-05-13 山村耳鼻咽喉科リユース本