物語における読者

物語における読者

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  • サイズ B6判/ページ数 382,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791752669
  • NDC分類 801
  • Cコード C1090

内容説明

物語のテクストは、多様で自由な〈読み〉に開かれているだろうか?読者に無限の解釈を許すのだろうか?記号・意味・テクストをめぐるさまざまな概念を精緻に定義し、物語のメカニズムを詳細に分析する、エーコの記号論の代表作。

目次

テクストと百科辞典
パース―テクスト共同作業の記号過程的基礎
モデル読者
テクスト共同作業の諸レベル
言述構造
物語構造
予想と推考散策
世界構造
行為項構造とイデオロギー構造
適用(『歯の商人』;『とてもパリ的なドラマ』)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

武井 康則

11
テキストをそれのみと考える閉じたテクスト論と過去、未來、地域、ファーブラ、ファーブラの時間、時代、地域等、開かれたテクストと考えるか。エーコは開かれたものとして、その要素を数え上げていく。記号論の素養がないと難解で、評論でなくエーコの今までの研究のまとめでもあるので、素人の口出しできるものではない。しかし、社会の構造の中で生成し、時代によっても意味が変容していくものとしてあるテクストというダイナミズムに魅かれる。2025/07/20

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