出版社内容情報
アイルランド人の父とギリシア人の母の間にうまれ、アメリカでジャーナリストととして活躍したのち、1890年に来日したラフカディオ・ハーン。松江・熊本・神戸・東京と居を移しながら、日本の風土や信仰世界などに目をこらし、また『怪談』に代表されるような再話文学をあらわして、その後の日本の文学や文化、さらには海外における仁保研究にも大きな影響を与えた。NHKの朝ドラでは、ハーンの妻である小泉セツをモデルとした主人公による『ばけばけ』の放送が予定されているように、多くの人たちを惹きつけてやまないラフカディオ・ハーン/小泉八雲をさまざまな角度からあらためて考える。
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