感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
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桜井智恵子「こども家庭庁の『こどもまんなか』政治」で、潜在能力とリスクアセスメントはアマルティア・センを想起する。経済でセンがグローバル化のところで出てくる。テストのたたき台でつくったので、上司にみてもらいたい。ネタは記述式で、思考力や表現力を問うものにしたい。最後の方の論稿にも、暗記としての学習と、考えることを学ぶ学習を提起する、論理学の淵野昌先生の指摘も重要(226頁~)。マークシート式で暗記だけでは太刀打ちできない共通テストではあるが、より適切な学力評価法を考えたいところ。2022/04/30