感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
31
藤原辰史先生:お任せという問題は二つ。ちょっとした情報でも信じてしまう危険性、市民と科学者が変に近すぎる。変に遠すぎる。単純な〝市民社会の参加の科学〟はダメとのこと(45頁上段)。そうかな? 市民大学院では近すぎるというより、同志。半学半教なんだけど。池内了先生:講演で研究費年5万円ですから、防衛省のお金を取りに行ったらいけないというような辛いこと言わないで、と訴えられることが頻繁。個人的にはいい人なのに、防衛省の金に手を出すのは悪いが、背に腹は代えられぬ、と(48頁下段~)。2017/03/21
たか
5
情報量かなり多いから目に付いた部分だけを拾い読みしました2017/11/20
林克也
2
内部者(大学関係者)ばかりのコメントで、私の脳みそ(考え方・嗜好?)にとっては、興味深く、賛同できる記事なんですが(私は、日本学術会議の大西会長や経団連の榊原氏の発言や行動、気持ち悪く感じているので)、大学ってものをまったく知らない人たちのコメントもあると、見えないものが見えてくるかもしれません。「現代思想」を読むことのない、大学にまったく関わったことのない親御さんが、ご子息をネタに「大学」ビジネスにお金を巻き上げられてしまう事例、結構あります。なんか、政治屋が善良な国民から搾取するのと同じ構造ですね。2017/03/01