出版社内容情報
奇書とはなにか、奇しく珍かなる書物、なぜその必ずしも読むに易くない書物にわれわれは惹かれるのか。多宇宙のような書物たち、奇書とは稀有のものである、しかしながらわれわれは数々の奇書を知っている。奇書は歴史の裏面を胎動し、世界を侵襲していく、そんな奇書に迫る特集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akito Yoshiue
7
やはり學魔と国書刊行会は偉大。2023/07/10
よいおいこらしょ
4
奇書とはなんだろうか? 作者が狂人だったからなのか、内容が奇天烈なのか、それとも本自体が辿った運命が数奇なのか、それとも装丁が滅多にないものなのか。各々の著者がそれぞれ定義していきながらいく。一番ハっとしたのは、座談会の中にある一文「これからどんな奇書が生まれるのかを問うのは、まるで残丘を予想するかのような矛盾した営みになる」2023/07/12
monado
2
対談も含め読み応えありすぎ。とはいえ紹介されてる奇書はおおよそ知っているものではあった。あとヒカルランドの本は紹介しなくてよいのでは?感2023/07/21
はむ
0
面白すぎる論考とゴミすぎる戯言が混在……いつものユリイカだったが、テーマがテーマなだけに文化人気取りゴミサブカル人間による鼻につくゴミ文章が特に多かった印象2024/05/11
をとめ
0
図書館2023/09/28