出版社内容情報
19世紀末から20世紀初頭、そのまさに終わりと始まりをのみ生きたシーレの生涯は戦争と疫禍のうちに閉じられた。ある芸術家の生はある時代のものとはかぎらない、遡行的にえぐり出され、わが身の仏きとしてあるいは歪みとして引き受けられる。シーレの生とはなんであったのか、芸術はいかに生きられるのか、美学の手前にある生の技法が問い返されている。1/26~「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展??ウィーンが生んだ若き天才」(東京都美術館)開催の合わせ特集。
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