ユリイカ 〈10 2022(第54巻第12〉 - 詩と批評 特集:セリーヌ・シアマ

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ユリイカ 〈10 2022(第54巻第12〉 - 詩と批評 特集:セリーヌ・シアマ

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  • サイズ キク判/ページ数 221p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791704224
  • NDC分類 905
  • Cコード C9490

出版社内容情報

女性監督初のカンヌ国際映画祭クィア・パルム受賞作である『燃ゆる女の肖像』(2019)が日本公開され大きな話題を呼んでから二年、来たる9月23日に最新作『秘密の森の、その向こう』(2021)が待望の公開となる。祖母、母、娘という三世代の女性が時空を超え出会うことで紡がれる物語において、視線はより複雑に交差しながら、互いを癒す力になってゆく。クィア映画の俊英はいまなにを見つめるか??セリーヌ・シアマのまなざしを追う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TMHR ODR

2
今更ながら現在公開中『秘密の森の、その向こう』をきっかけにセリーヌ・シアマ監督作にハマり、まだ3作しか観てないけど、本書を読んでみた。20人近い人々が様々な角度・立場で書いたシアマ作品についてのコラムが読めて非常に充実している。コレで1650円はクソ安い!と思う。 特に印象的なのは、シアマはかつてのインタビューで「意図的に政治的であることを避ける映画は最低で、最悪な意味での政治的な映画である」と語ったらしく、これほど信用出来る作家が他にいるだろうかと思った。残りの3作観るのが楽しみ!2022/10/26

die_Stimme

2
『秘密の森の、その向こう』はいい映画だった。73分と短い作品であらすじ自体は分かりやすいのに解釈の余地も多く残されていて、色んな人と話してみてそれぞれ好きなポイント気になったシーンが全然違ったし、何よりどのショットも絵が美しい。絵の美しさは『燃ゆる女の肖像』含む過去作をどれを観てもこだわっているのが分かる。『ユリイカ』の今回の特集もセリーヌ・シアマの過去のそれぞれの監督作の評論もありもちろん今作の評論やインタビューもあり、彼女の監督作に通底するものや今作での変化も分かり充実したものだった。2022/10/09

hon

1
愛しのセリーヌシアマ!インタビューよかった2022/10/26

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