出版社内容情報
国立新美術館にて展覧会開催を契機に世界的前衛芸術家を特集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ybhkr
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草間彌生展は三回ほど通った。ミュシャのついでのつもりが圧倒された。とってもガーリーなイメージだったのでキュレーターがベテランの男性でちょっとびっくり。しかし、芸術の世界に性別も年齢もないか。幻視の影響からニューヨーク時代やその前はアウトサイダーアートの括りでの評価だったが、現在はその認識が覆されている。思想性やテーマをしっかり自認しながら作品を作り上げていることから一線を画したようだ。男根=セックスが最高に恐ろしく押し入れに入ってる震えるほどだが性をテーマにした作品(文学含む)が多いのは裏返しだろうか。2017/07/23