感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KASAO
9
長年もて余していた積読本の一角。ようやく読了。『天地明察』が有名になって以後の『ユリイカ』による冲方丁特集。5年前の発行ということである程度、本誌を客観的に見られるようになった。彼ら彼女らの「第三人称」を越える集団による「第四人称」(未知の概念)や人類を導くであろう神話をつくるであろう概念に惹かれるものはあったけど、それ以後の刊行を見る限り数年、エンタメ染みた歴史小説に落ち着いているのが頂けない。本人の思惑は薮の中にせよ、読者が嫉妬するくらいの経験を保有するなら、目から鱗となる更なる新作を刊行してほしい。2015/11/13
oz
3
初読。”シェンムー”のシナリオってこの人だったんだ…小説で完結という形には出来ませんかねぇ。2010/10/02
yosi
0
インタビューと対談だけ2012/11/28
せんにん
0
いま大注目の作家、冲方丁特集。彼の作品は、ただ単に面白いだけでなく、中に色々なテーマを内包しているのがすごいと思う。まあ自分の希望としては、映画『マルドゥック・スクランブル』の脚本や『光圀伝』の執筆やらで忙しいのは分かるけれども、早く『テスタメントシュピーゲル』の続編が読みたいなぁ…。2012/04/05
有無(ari-nashi)
0
神話。暦。バックグラウンドとしての言語。個と集団。第四人称。2011/01/13