出版社内容情報
古典にして日本文学の最高峰『源氏物語』が
豊富なイラスト、図解、写真で、やさしく・楽しく読める!
平安時代の才女・紫式部が書いた、世界最古ともいわれる長編小説『源氏物語』の魅力を、
オールカラー&イラスト図解でやさしく解説!
約1000年前に書かれた作品なのに、今もなお人々の共感を呼び心に訴えかける『源氏物語』。
人物相関図、名シーンのイラスト化、1話ごとのあらすじなどが充実しているので、
難しそうでこれまで手が出せなかった人でも存分に楽しめる内容になっています。
本書では、全54帖をやさしく紹介しつつ、平安時代の風習、暮らしについても解説。
イラストだけでなく、国宝『源氏物語絵巻』の貴重な資料も数多く掲載しているので、
『源氏物語』の世界への理解が深まります。
本書を読んで『源氏物語』を知ると、紫式部の生涯を描く、
24年NHK大河ドラマ『光る君へ』も100倍面白く観れること間違いなし!
《もくじ》
序章 『源氏物語』とは?
第1部 栄華を極める光源氏
第2部 苦悩に満ちた光源氏の半生
第3部 源氏の子孫の物語
特集 知りたい!『源氏物語』の謎
特集 選んでわかる! 平安の暮らし
内容説明
紫式部が描いた日本最古の長編小説をやさしくひも解く!人の世の「あはれ」、複雑な人間関係、愛と悲しみ…。1000年の時を経てもなお人の心を強く揺さぶる古典の最高傑作54帖を解説!
目次
序章 『源氏物語』とは?
第1部 栄華を極める光源氏(桐壺(きりつぼ)―源氏の母・桐壺更衣の悲劇とは?
帚木(ははきぎ)―中流階級の女性に興味をもつ?
空〓(うつせみ)―空〓を求めて、違う女性と契る? ほか)
第2部 苦悩に満ちた光源氏の半生(若菜上(わかなのじょう)―源氏、苦悩に満ちた人生の始まり?
若菜下(わかなのげ)―最愛の紫の上が病に伏す?
柏木(かしわぎ)―源氏の妻と密通した柏木が亡くなる? ほか)
第3部 源氏の子孫の物語(匂兵部卿(におうひょうぶきょう)―新たな主人公・薫と匂宮の物語?
紅梅(こうばい)―帝の子・匂宮の結婚相手は誰に?
竹河(たけかわ)―源氏の養女・玉鬘の苦悩? ほか)
著者等紹介
竹内正彦[タケウチマサヒコ]
國學院大學文学部日本文学科教授。1963年長野県生まれ。國學院大學大学院博士課程後期単位取得退学。博士(文学)。群馬県立女子大学文学部講師・准教授、フェリス女学院大学文学部教授等を経て現職。専攻は『源氏物語』を中心とした平安朝文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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千穂
みやび
えつ
はづきち
ベローチェのひととき