出版社内容情報
最速で"パース"と"陰影"の描き方が身につく
いちばんやさしくて楽しいデッサン入門書!
絵の初心者がつまずく大きな2つの壁。それが「パース」と「陰影」です。この2つの壁を突破すると絵の世界がものすごく広がります。パースがとれれば、複数のモチーフを描くことが可能になり、風景画や背景イラストなどの制作につながっていきます。陰影が表現できれば絵の立体感、臨場感、質感の再現度が上がり、絵に説得力が生まれます。右脳ドローイングを活用して、最短距離でこの2つの壁を突破しましょう!
右脳ドローイングとは、デッサンの時間を60秒に制限することで、テクニックのことを考える言語的な左脳を抑制して、形をとらえる右脳のはたらきを最大限引き出す練習法です。感覚的にモチーフを観察する力や、形状をしっかり描写する力が飛躍的に向上します。また、テクニックを引き出す思考を制限することで、ひとつのテクニックの練習に集中でき、パースや陰影の練習も効率よく行うことができます。
本書では、パースと陰影の基礎テクニックを網羅しつつ、右脳ドローイングの特性を生かした実践練習を盛り込んでいるので、短い時間で楽しみながら習得することが可能です。
【右脳ドローイングのメリット】
・形をとらえる力が向上する!
・物を見る観察力が向上する!
・テクニックを限定して効率よく練習できる!
・1カットを描く時間が短いので気軽に取り組める!
・1カットを描く時間が短いので、そのぶんいろんなものを描く経験値が積める!
・「マンガ」「アニメ」「イラスト」「絵画」「コンテ」などあらゆる"絵"の基礎になる力がつく!
内容説明
ちょっとむずかしいパースと陰影が、少しの知識とかんたんなコツで身につき、風景画や背景イラストも描けるようになる!
目次
PROLOGUE だれでも絵がうまくなる右脳ドローイング
1 だれでもみるみる理解できるパースのとり方(パースの基本1 身近にあふれている「パース」って何?;パースの基本2 「近い」は「長い」!「遠い」は「短い」! ほか)
2 仕上がりが劇的に変わる陰影の描き方(陰影の基本1 形はすべて「光」と「カゲ」がつくっている!;陰影の基本2 初心者こそ意識して!最初のステップ「光源チェック」 ほか)
3 完成度がぐんぐん高まるじっくりデッサン(建物の描き方 直線的な建物はパースと相性ぴったり;建物の練習 家を描いてみよう ほか)
4 プロが答える絵に関するリアルな悩み(マンガの背景はいちいちパースをとるんですか?;パースがとれても立体感がイマイチ出ません…。 ほか)
著者等紹介
松原美那子[マツバラミナコ]
デッサンのオンラインスクール「ピリカアートスクール」代表。武蔵野美術大学にて中学高等学校の美術教員免許を取得。大学卒業後、東京都府中市にてアートスペースをオープンし、若手アーティストの個展や街中アートウォーク、版画国際交流展などの企画運営に携わる。2008年より、東京、沖縄を拠点にオンラインデッサンスクールを開校し、日本全国、海外を含め、述べ10,000人以上の受講生にデッサンを指導。受講生は、美大受験生、漫画家、アニメーター、デザイナー、インテリアコーディネーターなど多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。