出版社内容情報
決算書を読み解くための知識を教える基本書。決算書の基本的な知識、読み解き方を平易なイラストでわかりやすく解説します。イラストや図解を多用し、幅広い読者に手に取ってもらえる内容です。
内容説明
“ギモン”=“大事なポイント”だから実務に役立つ!イラスト&図解ですらすらわかる!
目次
序章 まずは「決算書」を知ろう!
第1章 損益計算書(P/L)のしくみと見方
第2章 貸借対照表(B/S)のしくみと見方
第3章 キャッシュフロー計算書(C/F)のしくみと見方
第4章 “ギモン”から決算書を読み解く!「利益・資産・負債編」
第5章 “ギモン”から決算書を読み解く!「収益・安全・成長編」
第6章 “ギモン”から決算書を読み解く!「商品管理・給与・連結編」
実践ドリル 実際の会社の経営分析をしてみよう!
著者等紹介
南伸一[ミナミシンイチ]
簿記の教室「メイプル」代表。鹿児島県生まれ。大手監査法人において企業監査の実務経験を経たのち、1997年に簿記の教室「メイプル」を開校。自らも講師として教鞭をふるい、首都圏にて教室を複数展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いわにほ
19
一年前から我が家の家計をバランスシートとキャッシュフロー表で管理しているのだが、それを読み解く理解がとても深まった。◆本の前半部分で財務諸表の3表(PL、BS、CF)についてそれぞれわかりやすく説明されている。後半には、具体的な切り口を設定し複数の表を横断的にみながら説明してくれている。◆巻末にある各種専門用語への逆引きや、財務諸表3表上に表される数字を使って二次的に算出する指標一覧がある。あとからリファレンスとして使わせてもらおう。2019/11/04
Q
14
リミテッド ●決算書は会社の成績表 ●3つの収益、4つの費用、5つの利益 ●経常利益は資金調達含めて会社がうまくやれてるか ●計上と現金回収の時間的なズレ ●販管費は給与が多くを ●特別利益(土地の売却等)で利益調整する経営者も ●引当金は流動負債に計上。将来支払いしてお金が出ていく為 ●投資cfプラスだと資産の売却の可能性も ●財務cfマイナスだと借金返済 ●理想は+、-、- ●利益は5つの利益バランスから判断 ●残業は営業利益をとかす ●最終利益は配当金と内部留保 ▷勉強中2020/11/03
masabi
14
【概要】決算書の読み方を解説する。【感想】決算書の役割や各項目の意味、数値から読み取れるものが平易に説明されていて良かった。逆引が巻末に付いているのでリファレンスとして活用する。2019/11/27
PenguinTrainer
4
決算書から企業の経営分析が出来るようになる本。なんとなくお高くとまっていた会計用語を図表やイラストを多用しP/L、C/S、C/Fといった言葉をより多くの人に分かりやすく伝えてくれている。 人によっては手に取りにくい表紙であるが、有名な企業の例を用いて各決算書の見方か解説されていたり、最後には経営指標のまとめも存在しているため非常に有用な本であった。2020/12/15
前田まさき|採用プロデューサー
4
●本業がうまくいっているかがわかる「営業利益」 ・経営がうまい会社…営業利益:大、売上総利益:小、 ・儲かっている会社…営業利益:大、売上総利益:大、 ・危険な会社…営業利益:小、売上総利益:小、 ・経営がへたな会社…営業利益:小、売上総利益:大。 ●「固定負債」は信用性の高さのあらわれ。会社にとっては流動資産よりも固定負債のほうが安全性は高い。……固定負債として借金ができるのは、お金を貸す銀行がその会社を信用していればこそといえる。 ●損益計算書を構成するおもな要素は「収益」「費用」「利益」2020/07/19