内容説明
国生み、黄泉の国、神武東征、倭建命…記紀の世界を読み解く古代ＭＡＰ。高千穂、出雲、飛鳥、山辺の道、奈良…記紀ゆかりの地に踏み入れる現代ＭＡＰ。
目次
記紀の舞台（九州をめぐる；出雲をめぐる；近畿をめぐる）
序章 古事記、日本書紀とは
１章 古事記上巻（国生み；天の岩屋戸；八俣の大蛇；大国主神の国造り；大国主神の国護り；天孫降臨；海佐知毘古・山佐知毘古）
２章 古事記中巻（神武の東征；欠史八代；崇神天皇の王権成立；沙本毘売の悲劇；倭建命の遠征；神功皇后の遠征；応神天皇と３人の子）
３章 古事記下巻（仁徳天皇と皇子たちの争い；允恭天皇の御子の悲恋；争乱を制した大長谷命 ほか）
４章 日本書紀（雄略期の外交と吉備氏の反乱；継体天皇と磐井の乱；仏教伝来；推古天皇と聖徳太子；乙巳の変；大化の改新と白村工の戦い；律令政治の実現へ）
著者等紹介
山本明［ヤマモトアキラ］
東京理科大中退。青年誌『スコラ』で長年編集に携わったあと、執筆業に転身する。雑誌『トランヴェール』で歴史、宗教文化などの特集記事を担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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舟江
6
ガイドブック風に書かれた本。アイデアは良いと思うのだが、余りにまとめられ過ぎていて、インパクトがなかった。2017/05/20
すっちゃん
5
意外と面白かった。2020/06/21
yuri 古代日本と美術のあわい
4
古事記・日本書紀や、古代日本関連の書籍を読む際の「副読本」として最適です。 ヤマトタケルの遠征など著名なエピソードは、類似の本でも地図が掲載されていますが、こちらは例えば仁徳天皇の「治水工事」「女性関係」の地図まで網羅。ややこしい家系図や勢力図も平易かつ詳しく、写真も豊富。 また章立てがよく、「大枠」と「詳細」と説明にメリハリがあり、たいへん理解しやすいです。 毎年、近畿地方などへ旅行ついでに史跡巡りをしていますが、この本で計画が立てやすくなりました。早くに出会いたかった。楽しいし重宝しています。2018/07/23
Tomoko 英会話講師＆翻訳者
4
日本神話ゆかりの地を訪ねる前後に読むと良い本。黄泉の国の入り口候補が比婆山にある。2016/05/08
hyde
3
ガイドブック風にするなら大きい本の方がが読みやすいかな。いまいち。2020/10/28
