内容説明
昭和16年、帝国海軍は山本五十六司令長官を中心に着々と対米開戦への準備を進めていたが、内部では山本の独裁的な人事や艦隊の配備をめぐって確執が火を噴き出していた。一方、陸軍でも東条英機陸相と山下奉文中将との間に対立の構図が浮き彫りになっていた。この山下派と反山本派が手を結ぶのはもはや時間の問題だった。そして、運命の12月、択捉島に集結した真珠湾奇襲部隊を大東亜艦隊を名乗る軍隊が襲撃した。
昭和16年、帝国海軍は山本五十六司令長官を中心に着々と対米開戦への準備を進めていたが、内部では山本の独裁的な人事や艦隊の配備をめぐって確執が火を噴き出していた。一方、陸軍でも東条英機陸相と山下奉文中将との間に対立の構図が浮き彫りになっていた。この山下派と反山本派が手を結ぶのはもはや時間の問題だった。そして、運命の12月、択捉島に集結した真珠湾奇襲部隊を大東亜艦隊を名乗る軍隊が襲撃した。