内容説明
ドイツ・マインツのショット社本社には、なぜワーグナーやリゲティと並んでバイエルの肖像画が飾られているのか―
目次
第1章 ベストセラー説(世界的ベストセラーピアノ教則本;ピアノ奏法の絶対矛盾とは ほか)
第2章 ポピュリズム説(付録は付録にあらず;付録はポップスの原型だった ほか)
第3章 悪魔メフィスト説(幻の習作;バイエルを育んだ自由な都市 ほか)
第4章 ブランド説(売買される魂;偽バイエル教則本 ほか)
第5章 プレート番号説(楽譜の資本主義;楽譜刊行数から見えてくるもの ほか)
著者等紹介
小野亮祐[オノリョウスケ]
1976年生まれ。広島大学大学院博士課程修了。レーライン鍵盤楽器教本の研究で博士(学術)を取得。DAADドイツ学術交流会奨学生(2005/06年)として、ライプツィヒ大学博士課程音楽学専攻に留学。専門は音楽学、音楽教育史。2011年より北海道教育大学釧路校准教授。2016年には外国人客員研究員としてライプツィヒ大学音楽研究所にて研究に従事。日本音楽学会、日本音楽表現学会、日本音楽教育学会、音楽教育史学会、各会員
安田寛[ヤスダヒロシ]
1948年山口県生まれ。1974年国立音楽大学大学院修士課程修了。2001年より奈良教育大学教育学部教授。2013年定年退職し現在奈良教育大学名誉教授。専門は、19~20世紀の環太平洋地域の音楽文化の変遷について。2001年放送文化基金賞番組部門個別分野「音響効果賞」、2005年社団法人日本童謡協会日本童謡賞・特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nobuko Hashimoto
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