内容説明
ショーペンハウアーのような人間嫌いをグループセラピーは救えるのか?本書は実存療法、集団療法の専門家として名高いヤーロムが、セラピー体験の本質を小説として描き出したものである。登場人物たちの告白に釘づけになる驚きと感動の物語であり、グループセラピーの教科書としての活用も期待できる。
著者等紹介
ヤーロム,アーヴィン・D.[ヤーロム,アーヴィンD.] [Yalom,Irvin D.]
スタンフォード大学名誉教授(精神医学)。実存療法、集団精神療法を専門とする
鈴木孝信[スズキタカノブ]
1979年、東京都生まれ。公認心理師、東京多摩ネット心理相談室代表。米国ケンタッキー州立大学で心理学と哲学を、マサチューセッツ州立大学でカウンセリング学を修め、2022年にアダムス州立大学で博士号を取得(カウンセラー教育学)。都内クリニックや大学で臨床や教育に携わる。トラウマの心理療法「ブレインスポッティング」の国際トレーナーであり、BTI‐J(ブレインスポッティング・トレーニング・インスティテュート日本)の代表。パニック障害完治を目指すレニハン認知療法やマインドフルネスの実践者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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