内容説明
摂食障害の重症例、超低体重で入院。医師の治療努力、さまざまな試行錯誤の繰り返し。改善しない摂食障害に、どう取り組めばいいのか?治療に難渋した症例を中心にまとめた23の症例から、回復への道のりが見えてくる!
目次
序章 神経性やせ症の入院治療
第1章 超低体重症例の再栄養と再栄養症候群
第2章 重篤な身体合併症と身体の語り
第3章 家族に寄り添う伴走者として、発達特性に向き合う
第4章 回避・制限性食物摂取症を共に乗り越える
第5章 死を賭す発達障害と食べない生き方
第6章 生きざまとしての摂食障害:重症遷延性摂食障害
第7章 高齢化する神経性やせ症
第8章 擬態する/された神経性やせ症
著者等紹介
小林聡幸[コバヤシトシユキ]
長野県出身。1987年、自治医科大学卒。国保浅間総合病院内科、信州大学医学部精神医学講座、長野県立阿南病院精神科をへて、1997年より自治医科大学精神医学講座。2016年より同教授。専門は精神病理学、病跡学
須田史朗[スダシロウ]
東京都出身。1996年、東北大学医学部卒。自治医科大学大学院博士課程卒後、Yale大学医学部分子精神医学部門に留学。浜松医科大学精神神経医学講座、同子どものこころの発達研究センターをへて、2011年、自治医科大学精神医学講座講師。2015年より同教授(科長)。専門は臨床精神医学、社会精神医学、分子精神医学
阿部隆明[アベタカアキ]
青森県出身。1981年、自治医科大学卒。同大学院博士課程卒。1992年より自治医科大学精神医学講座。2006年より同大学とちぎ子ども医療センター子どもの心の診療科、2008年より同教授。専門は児童精神医学、精神病理学
黒鳥偉作[クロトリイサク]
神奈川県出身。2009年、自治医科大学卒。津久井赤十字病院、自治医科大学とちぎ子ども医療センター子どもの心の診療科、北海道大学精神科神経科をへて、現在道立羽幌病院
齋藤慎之介[サイトウシンノスケ]
山梨県出身。2006年、新潟大学医学部卒。自治医科大学精神医学講座をへて、2017年より同大学附属さいたま医療センターメンタルヘルス科講師。専門は臨床精神医学、精神病理学、病跡学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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