出版社内容情報
ガイデッドセルフヘルプの理論やワークブックの指導、心理教育により、過食症患者を回復へと導く4週間の入院治療プログラムを紹介
西園マーハ文[ニシゾノマーハアヤ]
福岡県出身。1985年,九州大学医学部卒業。その後,慶應義塾大学精神神経科で研修,同大学大学院修了。1986年,英国エジンバラ大学卒後研修コースに在籍し,Cullen Centre(認知行動療法センター)で,摂食障害治療の取り組みに感銘を受ける。慶應義塾大学精神神経科助手,1998年より東京都精神医学総合研究所勤務を経て,2013年より白梅学園大学教授。地域の産後メンタルヘルスに従事するなかで未治療の摂食障害女性が多いことを知り,広いライフサイクルを視野に入れた治療・研究に取り組んでいる。日本社会精神医学会理事,日本摂食障害学会評議員。
特定医療法人群馬会群馬病院摂食障害治療チーム[トクテイイリョウホウジングンマカイグンマビョウインセッショクショウガイチリョウチーム]
内容説明
過食、嘔吐、下剤の乱用…多くの人が摂食障害で苦しんでいる。しかし、「摂食障害は難しい…」と治療を敬遠する病院も多い。多くの患者を救う4週間の短期入院治療プログラムを詳細に解説する。
目次
1 摂食障害を精神科で治療するために必要な病理の理解・治療の理解(はじめに:摂食障害を精神科で治療する意味;精神医学の立場からの症状解説;摂食障害の治療の考え方;群馬病院での治療;過食症短期入院治療プログラムの「適応と禁忌」)
2 事例紹介(Aさんの入院治療:変化は起きる;Bさんの入院治療:入院中の若干の「再発」から学ぶ)
3 プログラムの効果と今後の課題(プログラムの効果・担当者の声;摂食障害に取り組む全国の精神科の医療者の方々へのメッセージ)
4 入院用ワークブック
著者等紹介
西園マーハ文[ニシゾノマーハアヤ]
福岡市出身。1985年、九州大学医学部卒業。その後、慶應義塾大学精神神経科で研修、同大学大学院修了。1986年、英国エジンバラ大学卒後研修コースに在籍し、Cullen Centre(認知行動療法センター)で、摂食障害治療の取り組みに感銘を受ける。慶應義塾大学精神神経科助手、1998年より東京都精神医学総合研究所勤務を経て、2013年より白梅学園大学教授。地域の産後メンタルヘルスに従事するなかで未治療の摂食障害女性が多いことを知り、広いライフサイクルを視野に入れた治療・研究に取り組んでいる。日本社会精神医学会理事、日本摂食障害学会理事、日本摂食障害協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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