統合失調症が秘密の扉をあけるまで―新しい治療法の発見は、一臨床家の研究から生まれた

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  • サイズ A5変判/ページ数 117p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791108664
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0047

内容説明

一人の患者さんとの出会いから、遺伝子のフレームシフト変異が見つかり、カルボニルストレスの発見に至る。著者はピリドキサミンによる治験を開始する。睡眠時間を極限まで削っての治験の日々。そして驚くべき結果が!!

目次

第1章 数を集めれば真実が見える?
第2章 大規模研究の罠
第3章 臨床的な、あまりに臨床的な
第4章 ビタミンB6による治療の可能性が見えてきた!
第5章 奇跡の朝
第6章 希望を託して
付記 統合失調症のカルボニルストレス説がわかる

著者等紹介

糸川昌成[イトカワマサナリ]
1961年東京都生まれ。1989年埼玉医科大学卒業。東京医科歯科大学精神神経科研修医。1990年福島県四倉病院精神科常勤医。1991年筑波大学人類遺伝学教室研究生。1993年東京医科歯科大学精神神経科医員。1994年東京大学脳研究施設生化学部門研究生。1996年Molecular Neurobiology Branch,National Institute on Drug Abuse,National Institutes of Health,Visiting Fellow。2001年東京都精神医学総合研究所精神分裂病部門部門長(副参事)。2004年東京都精神医学総合研究所統合失調症プロジェクトプロジェクトリーダー(副参事)。2011年東京都医学総合研究所(研究所の統合移転)統合失調症・うつ病プロジェクトプロジェクトリーダー(参事)、精神行動医学研究分野長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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osamutkrd

3
カルボニルストレスによる統合失調症を対象とした、 ビタミンB6誘導体の医師主導治験を行っている糸川先生の本。 本の中の患者さんの様子はフィクションらしいが、実際に患者さんの状態を見られるうえで 研究もできる医師の喜び、「答えは患者さんの中に」あると書かれていて非常に良かった。 またデータ解析が近年大規模化してきているが、 特殊な症例解析から病態の原因を探る手法はアメリカではできない、 日本人ならではの手法という点も示唆に富む。2014/06/01

ブルーツ・リー

2
毎回治験本を読んでいると、患者は「検体」なんかではないんだけれどね…。という思いが、無いではないかも知れない。 この本でも、患者さんが治験薬を飲んでくれたシーンが現れた時、やったこれで患者さんが良くなるかも知れない!というよりは、これで検査結果が取れるぞ!みたいな喜びに一杯になっちゃう、なんてシーンは、ちょっと気になりました。 プロの研究者だから、仕方ないのかも知れないけれど、患者の側からすると、患者も人間なのでね…(私自身は双極性障害)それでも、まだ人間の血が通っている治験本かな、という感じはしました。2019/09/01

azu3

1
統合失調症の遺伝子研究の一端を知ることができて、面白い。著者の臨床と研究への姿勢も共感できて、さらに読後感良し。2014/07/03

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