内容説明
一人の患者さんとの出会いから、遺伝子のフレームシフト変異が見つかり、カルボニルストレスの発見に至る。著者はピリドキサミンによる治験を開始する。睡眠時間を極限まで削っての治験の日々。そして驚くべき結果が!!
目次
第1章 数を集めれば真実が見える?
第2章 大規模研究の罠
第3章 臨床的な、あまりに臨床的な
第4章 ビタミンB6による治療の可能性が見えてきた!
第5章 奇跡の朝
第6章 希望を託して
付記 統合失調症のカルボニルストレス説がわかる
著者等紹介
糸川昌成[イトカワマサナリ]
1961年東京都生まれ。1989年埼玉医科大学卒業。東京医科歯科大学精神神経科研修医。1990年福島県四倉病院精神科常勤医。1991年筑波大学人類遺伝学教室研究生。1993年東京医科歯科大学精神神経科医員。1994年東京大学脳研究施設生化学部門研究生。1996年Molecular Neurobiology Branch,National Institute on Drug Abuse,National Institutes of Health,Visiting Fellow。2001年東京都精神医学総合研究所精神分裂病部門部門長(副参事)。2004年東京都精神医学総合研究所統合失調症プロジェクトプロジェクトリーダー(副参事)。2011年東京都医学総合研究所(研究所の統合移転)統合失調症・うつ病プロジェクトプロジェクトリーダー(参事)、精神行動医学研究分野長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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osamutkrd
ブルーツ・リー
azu3