内容説明
親を巻き込んで重症化するケースや不登校・ひきこもりに展開するケースがみられ、また発達障害との関連が深い子どもの強迫性障害は、その診断と治療に高い専門性が求められる。各専門領域の第一人者による研究班6年間の成果が本邦初の包括的ガイドラインとしてここに結実。
目次
第1部 子どものOCDとは何か(子どものOCDの概要;OCDについての生物学的知見 ほか)
第2部 評価と診断(子どものOCDの診断の進め方;各年代から見たOCDの特徴 ほか)
第3部 治療と支援(子どものOCDの治療の進め方;薬物療法 ほか)
第4部 予後(子どものOCDの予後;成人精神医療から見た早発OCDの特徴)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いとう
2
小児の強迫性障害について総論的な内容が記載されている。治療法としては、認知行動療法(CBT)および薬物療法のエビデンスが高く、支持療法、遊戯療法、家族療法についてはエビデンスレベルが低いとされている。本書はCBTに特化した専門書ではないため、治療法を実践的に学ぶには、別途CBTの専門書を参照する必要がある。他の読者の感想でも指摘されているように、我が国独自の治療法である森田療法について触れられていない点は残念である。2026/05/11
オカヤン
2
数少ない、子どもの強迫性障害のガイドライン。ケースの紹介、海外の論文からデータの提示と、とても科学的。だけど、冷たくない。自分的バイブル2022/03/03
Asakura Arata
2
治療については、もう少し突っ込んでほしかった。CBTや力動的アプローチは、通常のクリニック診療では、時間的制約あり不可能。森田療法について、全く言及していないところも不満。2013/05/01




