内容説明
臨床心理学を実践的に医療に繰り込む「医療心理学」。医療心理学は、精神医学にとどまらず、広く全人的に患者さんを理解するうえで不可欠である。本書を通読すると、心の病気の特徴について、生物学的側面と精神病理学的側面がほどよく調和され、車の両輪のごとく自然に伝わってくると感じられるであろう。
目次
第1部 医療心理学の基礎(医療心理学のパラダイム;心身医学・行動医学;精神医学)
第2部 医療心理学の実践(アセスメント;外来患者への心理療法;入院患者への心理療法)
第3部 医療心理学の応用(ターミナルケア・緩和ケアの実践―がん患者の心のケア;発達障害へのアプローチ;認知症へのアプローチ)
著者等紹介
忠井俊明[タダイトシアキ]
明石市立市民病院心療内科・精神科部長、医学博士、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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