内容説明
本書は、精神科臨床におけるアセスメント、治療計画の立案から、心理教育、カルテ記載、統合失調症の生活障害の理解まで、精神科医の成長を促すために必要不可欠な精神科臨床サービスの実践的な内容をわかりやすく紹介する。教科書には記載の少ない、現場で本当に役立つ知恵・コツ・技が満載。巻末に、手早く英語論文を読むための「英語論文の読み方」を収録。
目次
第１章 アセスメント
第２章 治療計画をたてる
第３章 心理教育（サイコエデュケーション）
第４章 診察に役立つのはどんなカルテか？―「わかりやすいカルテ」を目指して
第５章 当事者とともにまとめる精神科臨床サービス
第６章 「してはいけない」とわかっていても「ついしてしまう」こと―精神科臨床サービスの失敗学
第７章 統合失調症における日常生活の障害
第８章 精神疾患の診療の脳波を生かす―所見の意義を深読みする
付録 英語論文の読み方
著者等紹介
福田正人［フクダマサト］
栃木県生まれ。東京大学医学部卒。１９８３年より東京大学医学部附属病院精神神経科に勤務。１９９８年末より現職の群馬大学大学院医学系研究科脳神経精神行動学・助教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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