目次
1 何をもってうつ病が治ったとするか?(うつ病治療の時間的経過)
2 うつ病の予後は?(NIMHうつ病共同研究;チューリッヒスタディ ほか)
3 うつ病の経過に影響する因子(人口統計学からみた特徴;疾患による影響 ほか)
4 うつ病の長期治療(TCAs;SSRIs ほか)
5 反復性うつ病の経済的問題
著者等紹介
Briley,Mike[BRILEY,MIKE][Briley,Mike]
イギリスのバス大学、フランスのパスツール研究所などで生化学と薬理学を研修し、その後最も新しい抗うつ薬の一つであるSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害剤)、ミルナシプランの製造元として知られるフランスのPierre Fabre社などで長年薬剤の製造や販売に携わり、それらの経験からうつ病や抗うつ薬に関する多くの著書と研究論文を発表している
山田和夫[ヤマダカズオ]
1981年横浜市立大学医学部卒業。1990年医学博士。1991年国立横浜病院精神科医長。1993年横浜市立大学医学部附属病院神経科講師。2000年横浜市立大学医学部附属市民総合医療センター精神医療センター部長・助教授。2002年東洋英和女学院大学人間科学部教授。2003年和楽会横浜クリニック院長(兼任)。専門は気分障害・不安障害に関する臨床精神薬理学、文化精神医学(病跡学、比較文化精神医学)。前厚生労働省感情障害研究班班員、日本薬物療法(薬物治療アルゴリズム作成)研究会幹事、日本うつ病学会監事、Bipolar Disorder研究会監事、日本病跡学会理事・編集委員、多文化間精神医学会理事・執行委員他
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