内容説明
「退院しても自宅で生活する自信がない」というパーキンソン病の患者さん。ご本人や家族の生活動作を支えるためには、バリアフリー住宅にみられる心遣いや工夫が必要である。本書では、階段や手すり、ベッド、浴そう、トイレ、段差などの要所要所について、ご本人や介助者の動作を楽にするための改修のポイントを提示。豊富な写真資料による具体的なヒントが満載。
目次
序 家屋改修のポイント
1 寝室の改修について
2 玄関周囲の改修について
3 トイレの改修について
4 浴室の改修について
5 居間の改修について
6 廊下の改修について
7 階段の改修について
8 台所の改修について―炊事場面での工夫
著者等紹介
阿部和夫[アベカズオ]
大阪大学助教授大学院医学系研究科生体統合医学神経機能医学講座神経内科学。1982年東京大学大学院工学系研究科退学。1986年大阪大学医学部医学科卒業。1987年財団法人住友病院神経内科。1989年大阪大学医学部附属病院神経内科。1990年大阪大学医学部附属病院理学療法部医員。1995年大阪大学助手。1996年大阪大学医学部講師。2003年大阪大学講師。2004年大阪大学助教授。大学院医学系研究科神経内科学および医学部附属病院リハビリテーション部
高島千敬[タカシマカズノリ]
大阪大学医学部附属病院リハビリテーション部作業療法士。1995年広島修道大学人文学部人間関係学科教育学専攻卒業。1999年大分リハビリテーション専門学校作業療法士科卒業。全仁会倉敷平成病院リハビリテーション科。2000年大阪大学医学部附属病院理学療法部。2000年大阪大学医学部附属病院リハビリテーション部
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