内容説明
震災、交通事故、犯罪、虐待などによって心に傷を抱える病―PTSD(心的外傷後ストレス障害)。それはどんな病気なのでしょうか。そして心の傷はどのように癒されていくのでしょうか。本書は、PTSDの概念とその歩みをわかりやすく解説したうえで、さまざまな症例の病態や治療経過などを数多く紹介して、PTSDの深い理解へと導きます。
目次
PTSDの現在
日本におけるPTSDの歩み
PTSDの歴史と診断について
PTSDの発症と遷延化に寄与するもの
トラウマの後遺症
PTSDと脳のメカニズムの仮説
PTSD―当事者の立場で
PTSDはどのような治療が可能か
子供の心的外傷後ストレス障害
性犯罪被害女性の心理療法の経過〔ほか〕
著者等紹介
金吉晴[キンヨシハル]
国立精神・神経センター精神保健研究所
飛鳥井望[アスカイノゾム]
東京都精神医学総合研究所
加藤寛[カトウヒロシ]
(財)21世紀ヒューマンケア研究機構こころのケア研究所
広幡小百合[ヒロハタサユリ]
国立精神・神経センター精神保健研究所
綱島浩一[ツナシマコウイチ]
東京大学医学部附属病院精神神経科
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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