内容説明
仕事基準の人事制度とは、仕事の責任の重さ、仕事の出来栄え、仕事の価値への対価など仕事中心で等級・評価・報酬を公平に決定する制度である。欧米で一般的なジョブ型雇用システムの核になる部分であり、日本の環境でも十分機能する。仕事基準の人事制度の設計・導入・運用について豊富な事例を用い実践と理論を詳述。経営者、管理職、人事関係者の必読書!
目次
序章 本書の視点
第1章 人事の成果と人事制度(人事の成果と人事制度;人事制度の変遷)
第2章 役割等級制度(全体像;等級 ほか)
第3章 人事の課題の実際(会社のステージと経営課題;組織構造の課題 ほか)
第4章 役割等級制度の実際(等級の実際;評価の実際 ほか)
終章 今後の雇用システム
付録:基本概念の解説(組織の構成要素;組織の価値観と求める人材像 ほか)
著者等紹介
浜田正憲[ハマダマサノリ]
コンピテンシーコンサルティング株式会社代表取締役社長。早稲田大学トランスナショナルHRM研究所招聘研究員。社会保険労務士(1995年登録)。1963年生まれ。神戸大学卒業、早稲田大学大学院修了(経営学修士)。ジョンソン・エンド・ジョンソンとヒューレット・パッカードの人事部門で計23年(うち、人事部長が9年)、現職及びIBM(旧PWCコンサルティング)で経営コンサルタントを計15年。事業会社での豊富な人事経験を活かし、国内系から外資系まで幅広い企業で、仕事基準の人事制度を通した組織改革を支援。コンサルティング実績は、製造業、情報通信菜、サービス業、広告業、小売業など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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