内容説明
ペインクリニックは、痛みやしびれ、めまい、肩こり、不眠など不快感をもたらす症状にも驚くべき効果をもたらす。本書は、現代の日本人の生活環境から起こってくる病気を考え直し、予防を含めてその解決策を提示し、ストレス社会がもたらす現代人の不快病を治療するペインクリニックの全貌を紹介する。
目次
第1章 人を診る医療を考える(現代人は「ストレス」に悩まされている;心身を柔らかくする治療をもっと評価する ほか)
第2章 痛みは何を語っているのか(痛みは何を意味しているのか;どこが痛むのかを考える ほか)
第3章 ペイン・クリニックの適応症(交感神経の緊張緩和が200以上の病気を癒す;現代人が陥りやすい「頚椎症」と「緊張性頭痛」 ほか)
第4章 ペイン・クリニックと精神医学との連携(現代人は本当の意味で身体と心の治療を受けているのか;心療内科・神経科の役割を理解して欲しい ほか)
第5章 医師としての生き方と人生(大きかった医師としての父親の存在;大学ではよく飲み、よく遊んだ ほか)