内容説明
本書では、アメリカで開発された、認知行動療法に立脚した過食症の治療法を紹介する。本書は、7週間の治療プログラムにしたがって、各章が1週間分のプログラムをまかなうように作られている。練習問題や宿題も用意されており、ワークブックとして利用できるように工夫されている。過食症に悩む人にとって、自己援助的なガイドとして大変役に立つ。過食症の人の援助をしている臨床心理士や医師にとっても非常に有用な書である。
目次
第1章 教育と概観
第2章 対処行動としての食行動―代わりの対処手段を発達させる
第3章 自己評価、完全主義、うつ状態
第4章 怒りと自己主張
第5章 女性が痩せていることへの文化的期待
第6章 ボディイメージの強化
第7章 まとめ―あなたは今どこにいるのか、そしてこれからどこへ行くのか
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