内容説明
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中の呼吸停止の反復により睡眠障害、精神機能の低下、各種の循環器系障害を招来し、ひいては突然死の原因疾患の1つとも考えられている。本書は、最近にわかに注目を浴びている本症につして、全国各施設で行なわれた臨床治験―精神科、神経内科、呼吸器内科―に解説を加え、わかりやすくまとめた。病因別特徴と治療の2部にわけ、それぞれに総論を付け、各編の中の不可欠の項目を補い、現時点でし触れるべきすべての事項を網羅した。
目次
1 睡眠と呼吸調節
2 睡眠時無呼吸症候群とは
3 睡眠時無呼吸症候群の病因・病態
4 睡眠時無呼吸症候群の治療
5 アセタゾラミドの作用と睡眠時無呼吸症候群に対する治療成績