内容説明
現在、てんかんの治療は、薬物を中心に行なわれている。しかし、現在、薬にまつわるさまざまな問題が次第に意識されるようになつてきたなかで、抗てんかん薬の効果だけを信じていればよかった時代は、終ろうとしている。本書は、てんかんの治療、特に抗てんかん薬を中心とする様々の問題について、著者が自ら経験し、自ら考えた事をもとに再考する。
目次
第1章 基本的なこと
第2章 それはいつから始まったか
第3章 何が問題になっているか
第4章 どうすればよいか
第5章 なぜ薬は増加してしまうか―薬物療法の構造分析
第6章 抗てんかん薬の減量について
第7章 私の考えるてんかん薬物療法
終章 見守り続けること―ある父親の言葉



