自由エネルギー原理入門―知覚・行動・コミュニケーションの計算理論

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自由エネルギー原理入門―知覚・行動・コミュニケーションの計算理論

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  • サイズ A5判/ページ数 162p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000054737
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C3004

出版社内容情報

脳は自由エネルギーを最小化するように設計されている──神経科学者フリストンが提唱し、脳の多様な機能を単一の原理で説明できるとして注目を集める「自由エネルギー原理」。難解な理論を初学者も理解できるよう丁寧に解説。どの節も概要を示してから数式を用いた説明に進む構成とし、原理の概略を把握しやすいように工夫した。

内容説明

脳は自由エネルギーを最小化するように設計されている―神経科学者Karl Fristonが提唱し、脳の多様な機能を単一の原理で説明できるとして注目を集める「自由エネルギー原理」。魅力的で難解な理論を初学者も理解できるよう丁寧に解説。どの節も概要を示してから数式を用いた説明に進む構成とし、原理の概略を把握しやすいように工夫した。

目次

第1章 自由エネルギー原理を理解するために
第2章 知覚過程のモデル化
第3章 パラメータの学習
第4章 能動的推論と行動決定
第5章 離散系と連続系の統合
第6章 運動制御と運動認識
第7章 音声コミュニケーション機能

著者等紹介

乾敏郎[イヌイトシオ]
大阪大学大学院基礎工学研究科(生物工学専攻)修士課程修了。京都大学大学院文学研究科教授、情報学研究科教授。追手門学院大学心理学部教授などを経て、追手門学院大学特別顧問。工学修士、文学博士。専門は認知神経科学、認知科学、計算論的神経科学

阪口豊[サカグチユタカ]
東京大学大学院工学系研究科(計数工学専攻)修士課程修了。東京大学工学部助手、講師、電気通信大学大学院情報システム学研究科助教授などを経て、電気通信大学大学院情報理工学研究科教授。博士(工学)。専門は感覚運動機能の計算理論、身体技能遂行・習得のメカニズム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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shin_ash

7
自由エネルギー原理の本格的な入門書である。前著「脳の大統一理論」の方は細かい話はさて置いてザックリと自由エネルギー原理が意味するイメージを述べているのに対して、本書は数式を持ち出してもう少し細かく自由エネルギー原理と話題を解説する。前著に比較すればケタ違いに難解になっているもののより詳細に自由エネルギー原理に概念や応用分野が見えてくる。本題とは関係無いが式に番号が振っていないので各式の関係が分かりづらかったり、原論文の表記に倣うことで記号が紛らわしくなったりしているものの、可能な限り混乱を避けて解説してい2022/02/06

kenitirokikuti

5
フリーエネルギー!?とびっくりしてしまったが、オカルト超自然科学のあれとは別であった。岩波科学ライブラリー『脳の大統一理論』(2020)がもっとやさしいので、そっちから読んでみよう。提唱されたのは2006年と、ほんとについ最近なのね2022/01/18

Akiro OUED

4
脳の認知機能を現代制御理論で表現できる、ということなのね。KLダイバージェンスを最小化しようとするフィードバックは、ベイズ更新で最適化しようとする。発展途上中の理論展開だけど、二人の対話における信念と実際の認識は、メタKLダイバージェンスが必要になると思う。ややこしいな。2022/01/15

mim42

4
待望の一冊。だったが、私の前提知識不足もありやや期待外れ。Fristonの多岐にわたる研究が継ぎ接ぎに紹介されるが、どの項目も基本的に説明不足。特に図表の説明不足が顕著でありコピペ感すら。数式についてもコピペ感が強く、局所的な整合性は感じられるも、過去の章や節との一貫性が見られない場合が多い。せめて数式番号を付与して欲しかった。後書きがないのは個人的には大きなマイナス。ほぼ強化学習の言葉で乗り入れている部分もあったが寸止め。深層学習の知見はなぜか見られない。あえて接続させる猛者がいないだけなのか。2021/11/28

S

2
脳の理論としての自由エネルギー原理。大雑把なフレームワークと細かい部分の切り分けがよくわからないのと(細部でに色々仕込まれている気がする)、言葉の使い方(脳科学やベイズを背景にしてるが、用語が独特?なのかも判断つかない)で苦しめられる。2023/07/18

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