思春期やせ症の家族―心身症の家族療法

思春期やせ症の家族―心身症の家族療法

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  • サイズ A5判/ページ数 515p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784791101603
  • NDC分類 493.74

内容説明

本書の目的は、心身症の理論を新たに確立し、それを科学的データで確証し、神経性食思不振症の実際の治療例を提示しながらその理論を明らかにしていくことである。病気の中心は個人にあるのではなく家族にあるのだという新しい診断を、実際の臨床例に基づき著者たちの見解を述べることにより導きだす。今までは治療のうまくいかないとされていたこの種の疾患に対して、家族療法がいかに効果的であるか…が本書において、詳細に論じられている。

目次

第1章 神経性食思不振症の展望
第2章 心身症の家族
第3章 食思不振症家族
第4章 治療のための青写真
第5章 変化のための戦略
第6章 治療開始時の処置
第7章 治療結果
第8章 カプラン家の症例
第9章 ギルバート家の症例
第10章 プリーストマン家の症例
第11章 メノッティ家の症例
第12章 小さな惑星のためのサイコセラピー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クルクルまわる

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家族の交流パターンが、機能不全的なものだと分かった。絡み合い関係、過保護、硬直性、そして葛藤が解決されないこと。子供は、両親の葛藤に独特な形で巻き込まれている。そしてパターンが維持されている。「心配」は干渉を覆い隠す隠れみのにすぎない。思っていたのと逆のことが多かった。子供の自律のために親は、両親と子供の境界線をはっきりとさせ、その年齢に見合った義務と権利を与えなければならない。ただ依存するだけのなれ合い、逃れ合いは双方をだめにする。道を見定めて歩んでいく。2025/05/03

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