内容説明
絶望的なまでに健常者中心の社会を、熱狂的な〈お祭り〉でかき乱す、横浜ピアスタッフ協会(YPS)。「ピアになる」瞬間を追い求める当事者たちの活動、法人化への葛藤、それを「書く」ことの政治性…10年間の調査に基づくノンフィクション。
目次
序章 何のために〈お祭り〉をするのか
第1部 まずは無条件の歓迎で(事務局会議―全員参加の最高意思決定機関;懇親会―名前のある個人として出会う)
第2部 作られた混沌(さざなみ会―参加者たちの「本業」;ピアになる―いかにして対等になるのか)
第3部 どうでもいい(ピアまつり―渾然一体のパフォーマーと観客;責任を引き受ける―〈お祭り〉の先にあること)
第4部 仲間のため(事業化―いかにして当事者活動は存続するのか;制度化された絶望―あたりまえのように奪われる主体)
終章 当事者活動を「書く/書かせる」ということ
著者等紹介
横山紗亜耶[ヨコヤマサアヤ]
1997年神奈川県生まれ。東京大学総合文化研究科博士後期課程、日本学術振興会特別研究員(DC1)。精神保健福祉士、社会福祉士。専門は精神障害当事者活動および精神保健福祉領域の人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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