目次
舞台設定
第1部 創造性のプロセス(創造性はどこにあるのか;創造的な性格;創造性の働き;創造性のフロー;創造的な環境)
第2部 人生(人生の初期;成人期以降の人生;創造的に歳を重ねる)
第3部 創造性の領域(言葉の領域;生命の領域;未来の領域;文化の創造;個人の創造性を高める)
著者等紹介
チクセントミハイ,M.[チクセントミハイ,M.] [Csikszentmihalyi,Mihaly]
1934年ハンガリー外交官を父としてイタリアで生まれる。1956年アメリカに渡り、1965年シカゴ大学でPh.D.取得。シカゴ大学教授などを経て、現在クレアモント大学院大学特別栄誉教授。幸せと創造性に関する研究で有名な心理学者。「フロー」概念の提唱者でもある
浅川希洋志[アサカワキヨシ]
法政大学教授。専門は人間発達学。シカゴ大学大学院にてチクセントミハイのもとでPh.D.取得(1997年)
須藤祐二[ストウユウジ]
法政大学国際文化学部准教授。専門はアメリカ文学(18~19世紀)。法政大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得満期退学(修士)
石村郁夫[イシムライクオ]
東京成徳大学准教授。臨床心理士。専門健康心理士。専門は健康心理学。筑波大学大学院人間総合科学研究科修了。博士(心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ざっく
11
何かの引用文献から派生して読んだ。この本の位置付けは三作目らしい。一作目と二作目を読んでいないため、理解が浅くなった。一作目と二作目を読んでも変わらないかもしれない。まず、「創造性」の指すところが曖昧なまま終わってしまった。フロー体験については、「執筆中、実際にそれをしているのは脳ではなく手である」、「集中しているときはいつでも幸せです」という言葉が示唆に富む。フローやゾーンに入っているとき、本人はその状態であることに気づくのだろうか。フローに入っていると思った時、人間はフローから抜け出してしまうような。2021/09/27
GASHOW
7
創造性とはどんなものなのかについて解説されている。さまざまなアイディアを試してみることやリラックスして取り組むなどの方法ものっている。2017/04/17
わっふる
3
図書館本。3回の貸し出しの末ようやく読了。感じたことが多過ぎて胃もたれ気味。最後の二章だけを読めば良かったのか?と思ったが、それまでの個々の内容を読む事で考え方も変わったのかな?とも思う。女性の研究者が誕生したのは、世界大戦のお陰と言うのも皮肉だが、現在も感染症で世の中が大きく変わったように時代とか運も大きいのだろう。自分自身の事で考えると、視野を広く持って、好奇心を持って、って事なのだろうけど、それが分からないだよな〜(¯―¯٥) 思いつくものはやってるつもりだけど…( ゚д゚)ハッ!もしかして両極端!2025/06/08
むー
3
性格特性において両極性をもつ。静かで落ち着いていると同時に活発である。2020/02/15
ちくわ
3
「クリエティビティ」は、好きっていう感情から物事に真っ直ぐに向き合うことが必要だ。豊かに生きている人は、目の前の課題をどうしたら解決できるかと考える。浮足立つ人は、自分が完璧に見えるにはどうしたらいいかと考える。要するに、自分だけを見ているのか、自分以外も見ているのかの差である。運命が人を作るのではない、人が運命を作るのだ。強い信念をもって、誠実に、人や社会の課題に向き合おう。最終的には、向き合う強さと勇気です。だって可能性感じたんだ、そうだ進め、後悔したくない目の前に僕らの道がある。仕事と愛に生きる。2017/02/17