内容説明
男/女の二色刷から、個性の光る多色刷の社会へ。「育つ」から「シューカツする」、そして「ケアする」までの身近なできごとをジェンダーの視点から見なおし、「あたりまえ」をくつがえす。
目次
社会学とジェンダー論の視点
育つ―子どもの社会化とジェンダー
学ぶ―教育のプロセスにおける性差別を考える
語る―ことばが開く新しい社会
愛する―恋愛を“救う”ために
シューカツする―新しい働き方を考える
働く―労働におけるジェンダー格差
家族する―現実が変える「家族」
シェアする―共同生活とジェンダー役割
遊ぶ―男らしさの快楽とそのゆくえ
悩む―移りゆくジェンダー観のはざまで
装う―ファッションと社会
つながる―友人関係とジェンダー
闘う―戦争・軍隊とフェミニズム
移動する―グローバリゼーションがもたらす新しい関係
ケアする―ケアはジェンダーから自由になれるか
著者等紹介
伊藤公雄[イトウキミオ]
京都大学大学院文学研究科教授。文化社会学専攻
牟田和恵[ムタカズエ]
大阪大学大学院人間科学研究科教授。家族社会学・ジェンダー論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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