出版社内容情報
革命後のフランス。小説・詩・演劇の世界は刷新され、作家たちはこぞって自伝・日記や旅行記を書いた。激動する社会の中で新たな思想が生まれ、ジャーナリズムの発達が文芸批評を促した。時代と社会の産物としての文学を鮮やかに描きだす。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ラウリスタ~
12
再読。学部の授業とかで学ぶにはかなり難しいようにも感じた。大学院入試対策とかにいいと思う。専門外の分野だと、専門家が読んでも勉強になることばかり。この本の特徴は、詩・演劇・小説といったフィクションだけでなく、日記・旅行記・歴史・批評などまで文学に含めて考えることで、専門分化が進んでおらず文学者の威信が高かった19世紀という時代ならでは「文学」のあり方を再定義する点にある。ただ繰り返しになるが、この本はフロベール、バルザックなどをすでに読んでいる人には面白いが、これだけでは名前の羅列に感じる学生も多そうだ。2023/08/08
ラウリスタ~
10
19世紀文学全般について、あらゆる問題に、一通りの目を通すには最適な本だと思う。個々の作家を扱うのではなく、「文学と歴史学」「旅行記」などのように、テーマ別に簡潔な文学史を提示するため、意外な発見が随所にある。2015/11/04
Susumu Kobayashi
4
題名の示す通り、十九世紀フランス文学について、小説、詩、演劇、自伝・回想録・日記・書簡、旅行記、批評とあらゆる分野について概説している。個人的には大衆小説について詳しく知りたかったが、それはそれで別の著作が必要になるだろう。ユゴーも少年時代に心酔した作家フランソワ=ギョーム・デュクレ=デュミニルとその作品『ケリナ』は読んでみたいものだ。2016/09/21
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