フランス恋愛文学をたのしむ―その誕生から現在まで

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フランス恋愛文学をたのしむ―その誕生から現在まで

  • 東浦 弘樹【著】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 世界思想社(2012/10発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790715696
  • NDC分類 950.2
  • Cコード C1098

内容説明

いつの時代も恋に生きる人たちがいた。苦しみ傷つきながらも誰かを愛し続ける「おろかしくもいとおしい」人間を文学は抱擁してきた。『トリスタンとイズー』から古典悲劇、ファム・ファタル小説、そして現代小説『人生は短く、欲望は果てなし』まで、フランス恋愛文学珠玉の20篇を読み解く。

目次

恋愛は十二世紀の発明?―『トリスタンとイズー』
恋と義務とをはかりにかけて―コルネイユ『ル・シッド』、ラシーヌ『アンドロマック』、ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』
ファム・ファタルのつくり方―アベ・プレヴォー『マノン・レスコー』
マノンの後継者たち(フランス篇)―メリメ『カルメン』、ゾラ『ナナ』
マノンの後継者たち(日本・アメリカ篇)―谷崎潤一郎『痴人の愛』、フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』
プレイボーイとプレイガール―ラクロ『危険な関係』
恋愛と野心―スタンダール『赤と黒』、バルザック『ゴリオ爺さん』
プラトニックな不倫?―バルザック『谷間の百合』、フロベール『感情教育』、ラディゲ『ドルジェル伯の舞踏会』
さわやかな恋愛小説?―サンド『愛の妖精』、ネルヴァル『シルヴィー』
恋に恋する女たち―フロベール『ボヴァリー夫人』
恋愛と嫉妬―ブルースと『失われた時を求めて』より「スワンの恋」
愛があるなら年の差なんて―コレット『シェリ』
負け組のラブストーリー?―ウェルベック『素粒子』
二十一世紀のマノン・レスコー?―ラベイル『人生は短く、欲望は果てなし』

著者等紹介

東浦弘樹[トウウラヒロキ]
1959年、兵庫県生まれ。京都大学文学部フランス文学科卒業。関西学院大学文学研究科(フランス文学専攻)博士課程在学中に、フランス政府給費留学生として渡仏、ピカルディー大学(アミアン)で、国際カミュ学会会長ジャクリーヌ・レヴィ=ヴァランシ教授に師事。ピカルディー・ジュール・ヴェルヌ大学文学博士。現在、関西学院大学文学部教授(フランス文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

viola

7
うん、面白い!取り上げられている作品中、10作品を読んでいました。結末は伏せられているし、むしろ未読時に読んだほうが楽しめそうな珍しい本。番外編として日米も取り上げられているのが特徴。未読作の殆どが読んでみたいと既に思っていたものだけれど、ジョルジュ・サンドをいい加減読んでみようかな。『シェリ』の訳者が好きではないので躊躇していた『シェリの最後』。やっぱり読むべきみたい。『ボヴァリー夫人』は、著者と同じく大学1,2年で呼んでどこが面白いのかわからなかったけれど、読者の年齢によって変わる作品のようです。2013/01/06

Mana

2
フランス文学がたくさん紹介されていて全部は覚えきれないくらい。面白そうな作品がいくつかあったので読んでみたい。作者がけっこうネタバレに気を使っているので結末は伏せられているんだけど、結局どうなったのっていうもやもや感がある。どっちかというと読んだことがある小説の方が解説を楽しんで読めた。2013/07/22

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