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内容説明
舞台は太平洋のソロモン諸島。クリスチャン・フェローシップ教会は、植民地状況を見据えつつ、「生ける神」を頂く独自の世界観を生み出してきた。同教会の歴史・社会・信仰を包括的に分析し、社会宗教運動論の再検討をとおして、太平洋のモダニティを照射する。
目次
第1部 運動から教会へ―CFCの歴史的側面(エトの運動以前;CFCの誕生;「信仰」から「開発」の時代へ)
第2部 パラダイスに暮らす―CFCの社会的側面(統制される時間と空間;「法」、カストム、キリスト教;「労働集団」と新しい社会関係)
第3部 聖霊の働きと「生ける神」―CFCの宗教的側面(教会儀礼と礼拝様式;CFC信仰の内面的理解;「本当のメソジスト」としてのCFC)
著者等紹介
石森大知[イシモリダイチ]
1975年兵庫県生まれ。神戸大学大学院総合人間科学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員PD、ハワイ大学人類学科客員研究員などを経て、現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・研究機関研究員。博士(学術)。文化人類学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。